子育てについて大切なこと②
きのうの続きです
子育ての5つのポイントの続きは
子供が何かに没頭していたら、どんなくだらないことであっても、危ないことでない限り、できるだけ、そのままそっと見守る。本人が飽きるまでやらせてあげる。そうするとで、夢中になる力、集中力が磨かれる。これはのちのちあらゆることに取り組む力になる。幼いころに没頭する経験が豊富な子は大きくなっても伸びると、多くの教育者が口をそろえている。
うちの長男は、幼稚園から小学校低学年まで「虫」に興味がありました。昆虫採集でとってきた虫を標本にするのに夢中になっていました。
虫があまり好きではない私は内心、「こんなに小さな虫を標本にするなんて」と気持ち悪がっていました。
でも、夏休みの作品で優秀作品として賞状をもらったりして、息子なりに一生懸命やった達成感がありました。
そのうち、夢中になっていた「虫」に対する興味も他のことへと移りましたが、この一生懸命夢中になって取り組んだ標本作りという細かい作業が、今の職業に役立っているのではないかと思います。
子供はそもそも失敗しかしない。それにいちいちダメ出ししていたら自己肯定感が下がってしまう。失敗の中にも、いいところは必ずある。自分なりに方法を考えたこと、チャレンジ精神など。そこに目を向けて褒めてあげることで、失敗を恐れず、自分で考える子に育つ。一見失敗に見えることのなかにも良い点を見つけるように心がけると、自然にありのままの子供を認められる親になれる。
これは本当に大事だと思います。
私がレッスンの時に質問したり弾いてみてと言うと、なかなか行動に移せない子どもさんが多いです。
「間違った答えを言ったらどうしよう」「うまく弾けなかったらいやだな」という、失敗を恐れるあまりしばらくじっとしている子が多いです。
私は「間違ってもいいのよ」「初めてだからできなくてあたりまえよ」とうながすのですが。
たしかに失敗を褒めるのは難しいことかもしれませんが、失敗しない子どもになるより、失敗してもへこたれない、そこから何かを学ぶ子どもに育ってほしいですね。
では、最後の5つ目は、また明日。
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