ピアノが習い事にいい理由
私はピアノが好きで、ずっとピアノを習ってきました。「なぜ習うのか?」と考えたこともありませんでしたが、今指導者の立場から、なぜ子どもの習い事にピアノがいいと言われるのかと問われればその大きな第一の理由は、毎日コツコツ練習した結果上達し、積み上げていくことの大切さを「音楽」という美しい楽しいものを通して得られるということではないでしょうか。
テレビで有識者の方が「習い事にはピアノが一番いい」と断言されたのを私も見ました。 音楽業界ではない、ましてピアノの指導者ではない方が言われるのですから、信憑性があります。
先を読むチカラが自然と身につく
では私が指導者として、日々子ども達に教えていく中でピアノがいいなぁと感じたことは何かというと・・・
まず楽譜を見ながら弾いている段階の時は、今弾いているところをみていてはスラスラ弾けません。楽譜の少し先を見ていなければひっかかります。したがいまして、少し先を読むチカラが自然と身につくようになります。
「脳」の鍛錬
そして、楽譜を見ないで弾けるように「暗譜」するようになると、集中力と記憶力と養う上で音楽のみならず、他のお勉強にも通じるとてもいい「脳」の鍛錬になります。
「指」は「見える脳」だと聞いたことがあります。勉強ばかりが脳を鍛えるのではありません。「指」を動かすことによって脳は活性化するのです。
では、これ以外でピアノが弾けることでどのようないいことがあるでしょうか?
それは「想像力」を養うことができることです。曲を弾く時、この作曲家は何を言いたいのか、また自分はこのメロディをどう感じるのかを「音」を通して考え、表現するんです。
また、舞台を踏むことで度胸もつきます。緊張感に耐えるチカラも養えます。
いろいろな面から、ピアノを習うことにはメリットがたくさんあります。