岡山県倉敷市近辺のピアノ教室なら-さくらんぼピアノ教室

さくらんぼピアノ教室

ピアノを弾くためのからだについて

   

脱力して動かす

レッスンをしていると、子どもたちはとても身体が固いです。

もともと固いのではなくて、ピアノを「さあ、弾こう!」という気持ちが現れすぎてチカラが入るのです。

「もっとチカラを抜こうね」と言ってもなかなかできません。

がんばればがんばるほど、手首や腕にチカラが入ります。

それは「無駄なチカラ」なので、ピアノの上達にはブレーキがかかります。

そこで大事なのが「脱力」です。

この土日の二日間、朝から晩まで大阪で「脱力」について学んできました。

この本を書いた著者の伊藤佳美先生に体の仕組みから教えていただきました。

まず、自分の身体を知る

ピアノを弾くときに使うのは手だけではありません。

全身ですね。

そこで、これです↓

「軸骨格」がいかに大切かを、このガイコツちゃんで勉強しました。

その周りについている筋肉について ↓

そして、次はこれ↓

腕には骨が2本あり、それぞれの役割がピアノを弾くときにどのようにかかわっているかを学びました。

そして、これ↓

私が指だと思っていたところは5本に分かれているところでした。

ところが、骨は手首から5本の指に分かれているんです。

これでは弾くときの「意識のしかた」が変わってきます。

この2日間、本当に勉強になりました。

これからのレッスンで徐々に生徒さんたちに伝えていきます。

今はたくさん弾けるようになるよりも

毎週の宿題をなかなかこなせない生徒さんもたくさんおられますが、

このような大事なテクニックをまず身に着けることが大切だと私は思います。

最初は「亀のような歩み」でも、先にはうさぎのように「ジャンプ」できるよう

「基礎力」をしっかりつけましょう。

練習量はもちろん大事ですが、一番大切なことは「素直さ」だと思います。

「素直」という土台があれば、私が与える「水」や「肥料」をどんどん吸収し、

将来はきれいな花を咲かせてくれることでしょう。

生徒のみなさんに、「いいお水」や「いい肥料」を与えるために、これからもどんどん勉強に行きます。

今月は関西に 11 回出向きます。

発表会の選曲もあり少し忙しいですが、今後関西では行われない勉強会もあるので

このチャンスを逃したくないので、がんばります!!

 

 

 - セミナー, 教材 , ,

Message

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

  関連記事

レッスンでグッズを使う理由

なぜ今、レッスングッズなのか? 私が子どものころ、ピアノのレッスンで何かグッズを …

使用している教本 「バスティン ピアノ パ-ティー」について

初歩の導入に取り入れている教本 その① ■ バスティン ピアノパーィー A~D …

神戸にて研修を受けてきました

レッスンの原点のリトミック 神戸にてリトミック研究センター兵庫第一支局の夏季講習 …

ピアノのレッスンについて語り合う

広島からふたりの先生が来られました 広島は呉市の田坂恵先生(向かって右)と世羅町 …

ドレミトランプ、できました❗️

試行錯誤を重ね、お披露目です 3週間ほど前に作ったものを改良し、手触りも良くしま …

ペースメソッドの勉強会に参加しました

ピアノのレッスンに求められていることとは? ペースメソッドの勉強会は、 「これを …

教室だより 1月号

3か月分のレッスン日の知らせ 3月29日に向けて、レッスン日を載せています。 お …

新メソッドの導入です♫

「音遊び」のメソッドを使ったレッスン ジャズ理論が基礎となっている「音遊びメソッ …

コンクール、そしてセミナー

グレンツェンピアノコンクール グレンツェンピアノ研究会からコンクールの案内が郵送 …

出会い

ますこぴあの教室、ますこしょうこ先生 2015年1月、ますこしょうこ先生が「レッ …