子育てを終えた今だから言えること
4歳までの大切さ
すでに3人の子育てを終えた今、4歳までの子育ての大切さを日々感じています。
私が実際に子育てをしている時は、もう夢中でした。
特に長男は初めての子であり我が家の「期待の星」でしたから、。
でもある時ふと、私の育児はこの子に何も困らせてない、と感じたのでした。
まるで長男の歩く道をほうきで掃き、石ころを拾い、おまけにアスファルトで舗装してころばないように、すべてを整えようとしている・・・
このままでは、人生を歩んでいく途中でもし転んだ時、どうやって起き上がったらいいかわからなくなる、と気づいたのでした。
それからです、あまり言いすぎないようにしたのは。
「きっと困るだろうな~」と感じても、命にかかわることでないかぎりは困るままに任せました。
そして、どうやったら解決できるか、自分で考えさせるようにしました。
困って困って自分で解決できないとき、親を頼ってきたらもちろん助けました!
でも、手を焼きすぎたり先に先に言いすぎるのもダメ。
子どもの思考力が伸びません!
ピアノのレッスンでも同じ
レッスンも「ここはこう弾いてこうしてああして」と言いすぎると、言われたままにしか弾けなくなります。
どうしてこう弾くのか、ここは何を感じるのか、そういう考え方や感じ方を教えないと一人立ちできません。
そう、一人立ちです。
ピアノのレッスンは子育てと同じ、いずれは一人立ちできるよう「楽譜を見たら、どう弾いたらいいか」がわかる生徒に育てなければならないと思っています。
時には「不親切」と感じることがあるかもしれません。
「月謝払ってるんだから、もうちょっとよく分かるように教えてくれてもいいのに・・・」と。
でも、月謝払ってる間だけ弾けて払わなくなったら弾けなくなった、そっちのほうがもったいないと思いませんか?
楽譜を見て考えて理解して感じて弾ける、そうなるためには教え込んではだめです。
困るからわかる
「どうやったらいいのかな」と困った時、人は解決方法を考えます。
「あ~だろうか、こ~だろうか」と考えても解決できなかった時には、「こうしたらどう?」とアドバイスします。
そうすることで、吸収し理解するレベルが高いものになります。
だから、最初はサクサク進まないかもしれませんが、小学校低学年まではじっくりと基礎がためです。
考えるチカラをつけたい!
こんな、さくらんぼピアノ教室です。
関連記事
-
新年のレッスンが始まりました
今日から発表会に向かって ソロ曲と連弾曲を全員に渡しています。 小さな積み重ねで …
-
さくらんぼピアノ教室を卒業する生徒さん
2022年3月で10年3か月のKくん 2012年1月、当時幼稚園の年長の時に入会 …
-
インフルエンザ
今年は今までになく さくらんぼピアノ教室の生徒さんたちもインフルエンザでレッスン …
-
延期した発表会について
延期の日と場所が決まりました 発表会延期後、生徒のみなさんはもちろん、保護者の方 …
-
教室だより4月号をわたしています
新レッスンコースを作りました。 かねてより考えていた「グループレッスンを取り入れ …
-
明日からお休みです
8月9日~15日までの1週間 さくらんぼピアノ教室も夏休みをいただきます。 1週 …
-
レッスンの一場面
Aちゃんの場合 私はAちゃんに、よく質問します。 「この曲は何拍子?」、「この音 …
-
ますこしょうこ先生のホームセミナー
4年間の学びの集大成です 4年前、教室運営やレッスン実践において学びたいと通い始 …
-
さくらんぼピアノ教室ホームページが徐々に出来上がってきました。
ごあいさつ みなさん、こんにちは! さくらんぼピアノ教室のホームペ …
-
レッスンの研究
私の短い教職在職中にもありました 私は音楽大学卒業後、公立中学の音楽科の教員にな …
- PREV
- 合格です。
- NEXT
- 障がいを持つ子どもへのピアノレッスン